4月6日、カレルチャペックの山田詩子さんが
かわいい雑貨の作り方を教えてくれました!


 聞いていたのはもっぱら歌謡曲。松田聖子に中森明菜は当時の高校生に大人気のアイドルでした。当然、クラッシックなどの音楽にはまったく興味を持てなかったのも事実。それでも私は高校の音楽の授業が大好きでした。

 眼鏡をかけたひょろっと背の高い男の音楽の先生。愛称はカマキリ。特別に、生徒に人気があったというわけではありませんでした。"カマキリ"は先生らしい先生というタイプではなくて、どちらかというとアウトローなタイプだったかもしれません。音楽の時間になると、吉田拓郎やら井上陽水、ビートルズの音楽を聴かせてくれたりすることが多く、その音楽の背景についてよく語っていました。

 ♪わたしーのーこぉいわぁー♪を聴いていた私たちにとって、♪でも、、、傘がぁない!♪など、興味はありませんでしたが、たまぁーに聴くことがあったクラッシックは先生も退屈だったようで、私たちに音楽を聴かせてその音楽のイメージで物語を作るという課題をあたえ、その間はヘッドホンをしながら違う曲を聴いていたようです。
カレルチャペック紅茶店は青山店、自由が丘店の隣にある紅茶屋さん。オーナーは童話作家の山田詩子さんです。 カレルチャペック紅茶店は青山店、自由が丘店の隣にある紅茶屋さん。オーナーは童話作家の山田詩子さんです。
真剣な話あり、ゆる〜い話あり。
  まわりの友人たちが苦手だというこの課題ですが、私にとっては一番好きな課題でした。退屈そうに聞こえるジャンルの音楽でも、聴いていると頭の中にいろんなものがイメージとして浮かんできます。形が文字になって、、その文字をストーリーにして組み立てていき、ひとつの物語をつくることが私は大好きでした。「すばらしい想像力!」とほめられて、高い評価をもらったのも1回だけではありません。
オーナーの詩子さん。お店の中でのトークショーです。 アリヴェデパールとカレルチャペックのコラボ紅茶です。イラストはもちろん山田詩子さん!
店内は立ち見のお客さまでも溢れていました。
先日でたばかりの詩子さんの新しい絵本の紹介です。タイトルは「おいしいパンがたべたいな」後ろ表紙に悪役きつねくんが描かれていますよ。 サイン会の時にお客さまのリクエストで描いた
トークショーの出演者詩子さんとマツドだそうです。かわいく描いてもらって、このサインは私が欲しいくらいでした。

 その、私の想像力はどこにいったのかなぁと思う最近、童話作家で文章もイラストも書いている山田詩子さんとトークショーをやらせていただきました。

 どんな曲を聴いても物語が浮かんでこなくなった私ですが、同世代の山田詩子さんは曲など聴かずしても、物語が書け、イラストまで描くことができるんですから尊敬しちゃいます。


 
詩子さんは日々の生活の中に描きたいことがでてくるです。いつも使っている紅茶の道具、ポットやケトルやカップに顔を描くのも好きだし、散歩の途中でみつけた葉っぱや虫にもひらめきがあるそうです。性格的にはさばさばっとしていて、豪快な印象がある詩子さんですが、かわいい小さな動物を描く時は、その動物になった気持ちで、顔まねをしてイラストを描いていると実演してくれました。また男の子も読む童話には、冒険や闘いなどの要素も必要で、悪役も必須ということも興味深く聴きました。そういえば新しい絵本には悪役の、いじわる顔のきつねが登場しています。

 
紅茶の話あり、雑貨やイラストの作り方があり、そしてカレルチャペックの誕生の時の話や紅茶屋さんを開くには?!なんていう話も聞くことができた1時間半。詩子さん9、マツド1くらいの話の割合でしたが、それでも笑顔で話を聞いてくださったお客さまに囲まれてとても楽しいトークショーでした。

手慣れた手つきでイラストを描き、サインをする詩子さんの隣で、頭の中のことを形にできるってすばらしい!と感動しながら、以前から出版社の人にすすめられている小説を、本気で書いてみようかなぁとうっすら思いはじめた私でした。

 

 
マツドアケミ PROFILE ・・・・  
フリーランスライター&プランナー
雑貨&クリエイターズユニット「Zakka+」主宰。
主な著書「雑貨屋さんになりたいですか」(主婦の友社)「Zakka Zakka! Tokyo」(双葉社)
ユニークなコラムと雑貨情報満載のHPwww.zakkazakka.comも好評。